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CCDE受験記 1回目
2015年2月5日
CCDE初受験!とは言っても受験を思い立ったのは以下の理由です。
・CCIE Data Centerの勉強に飽きてきたから(受験記はまたUpします。)
・CCDE合格者の作本さんから”岡山さんなら英語も出来るし行けるんじゃないですか?”と言われた
・何かしらネタになれば良いかな(そもそもの考え方が間違っている)
というほぼただの思いっきりで、2週間くらいしか準備してないという体たらくぶり!あの“天才・作本”でさえ2010年に取得を決意して取得したのが2014年、しかも3回受験したという試験を完全になめきっての受験となってしまいました。でもまぁ、一応CCIE 6冠だし何とか対応できるかなぁ。
受験場所は去年から東京で受けられるのはありがたい!わざわざソウルとか香港に行かないとだと、こんな気軽に受けられないし(重たいのは受験料だけ…)さてさて、場所は帝国ホテルタワーという事で今まで一度も言ったことが無い場所、ただ都内だから特に下見も必要ないと思いそのまま直行!これから受験者増えていくのかな?でもパートナー要件でもならない限りシスコの人でもないと、そうそう受けないだろうなぁ。でも作本さんは。。。変態!って事ですな。
8:45分に到着。地下のセブンイレブンで水を購入してエレベータへ、エレベータの作りが豪華だなぁと思いながら18階へ到着。Pearson VUEに到着し受付をしようとする。結構人が多い!しかも白人だらけ!何で??みんなCCDE?と思ったら、全然関係ない試験の人が多いようです。ここのアドミンの方々は英語対応が出来るようで、外国人の方はここに受験しにくるのでしょうね。でも日本人の方も他に2人いるなぁ。。。って!あぁ!受付にウォーターサーバ完備してある!しまった!セブンイレブン何て高級店で水買うんじゃなかったなぁ。。。
受付内容は筆記受験と特に違いは無いです。携帯電話の電源をOFFするのをアドミンの方に確認してもらうくらいですかね。受験ポリシー(英語)を読んで、電子サインをして、身分証2点提示して、顔写真を撮って終了。そして試験部屋へ向かいますが持ち込めるのはロッカーの鍵と写真付き身分証のみです。試験部屋ですがガラス張りになっていて、監視カメラが各席についている上にアドミンの方が常時ガラス前の席に座っています。もはやモルモット扱いされているかのような感じです。とはいえ、新しいメモボードが必要だったり、途中でトイレ休憩に行く場合は挙手をしてアドミンの方にPCをロックして身分証を提示してからでないと行けないので、常時いて貰わないと非常に困ることになります。
9:00辺りに試験開始!始め方は筆記と同じでアドミンの方にPCロックを解いてもらい、自分の名前と試験番号を確認してスタートです。まずは説明書きが出てきます。合計で8時間、午前中4時間で2つのシナリオに関する問いに答える。そして1時間休憩を入れて午後も4時間で2つのシナリオに答える。さてさて、どんな感じになってるのかな?オジサンに良~く見せてご覧っと、1つ目のシナリオを開いて目を通す。5分ほど読んだところで頭を抱えて“騙された。。。”と気が付いた!“ムリダコレ、ニシュウカンジャムリダヨコレ!(ザ・自業自得)”作本さん、全然行けないですよコレ。。。
もう、1つ目のシナリオで絶望感満載!これを設計しろと言われてもなぁ。。。質問も大分無茶振りだしなぁ。さて、気を持ち直して問題を進めて見る。CCIEと違い動作確認する事が無いのが中々もどかしい。進めていくと”新しいドキュメントが届きました”との事で開いてみる。。。。“ヤメテクレ、これ以上はもう。。” 急だな!展開が!3年越しのプロジェクトを2時間に詰め込むんですか?どうかしてるよこの試験。。。気分転換に休憩するかと思い、挙手をしてアドミンの方にPCをロックしてもらい、身分証を提示して水を飲んで休憩。3分ほどで戻り、再度身分証を提示して受験席へと、おや?隣の人もCCDEを受けている様子。頑張ってください!僕はもうダメなんです!と他人の応援を出来るくらいの仏心が持てるくらいの諦めモード。第2のシナリオも異様に難しい。構成と現状設計を理解するので精一杯。追加要件など考える余地なし!とは言え、17万払っている訳なので得るものがない事態だけは避けなくては!
13:00になり、そんな感じで何とか4時間で2つのシナリオが終わり午前の部終了。PCの画面上に休憩モードになった事を示唆する画面が出るので挙手をして退室。この時は私物は持出ても大丈夫との事なので、携帯も持出OK!とは言え、別のシナリオになるんだから何の調べようもないなぁ。。。エレベータに乗ってB1がレストラン街との事なので降りて散策してみる。お、中華かぁ、は?3,500円?ランチが?えっと、他の所は。。。5,000円かよ!そうか、帝国ホテル関連の建物だった。。。ここはデンジャーゾーンだったとは。1Fに上がり外に出て適当なお店を探す。近くに落ち着けそうなイタリアンがあったのでそこに入る。パスタを食べながら試験についてのメモを取るが、あまりピンと来ていない事が多かったのでそんなに書けない。“一番ダメなパターンだ、これ。。。”という事を痛感し、こりゃあどれだけ酷い点数なんだろうか?と逆にニヤけて来た。
1時間丸々休んで受験会場へ戻る。さてと、次はどんな拷問が待ってるのかな?とアドミンの方に身分証を提示して受験席へ。休憩モードを終了して試験再開!3つ目のシナリオは。。。分かんねっ!訳分かんねっ!よく考えてあるなぁ。。。とは言え17万! 17万!! 17万!!!何とか得るものがないと!という訳でほぼ根性だけで後半戦は闘う羽目になりました。4つ目のシナリオも実に凝っている。何よりも展開が追いつけないペースで進んでいく。
18:00に8時間経ち全てのシナリオが終了!試験結果は筆記と同じでNextをクリックすれば直ぐ出てきます。“ま、余裕で落ちてるっしょ?”とこの8時間で脳がゾンビ状態になっているので、何の感情も無く“We regret to inform you…”の文字を受け入れる。これで受かったら試験の質が問題だしなぁ。そして、後も筆記と同じでスコアレポートを印刷で受け取って退室。スコアレポートを計算してみるとトータルで38点くらい。合格点は75点~と言われているので、“お!意外と健闘したじゃないか!”と持ち前の完全楽観主義思考で前向きに捉えてしまった。
次回に向けて:
どうにも設計よりはコマンドが先に頭に来てしまった気がするなぁと。設計よりの考えをだけで行かないと次も同じだろうと思うので、そういう所を鍛えて見ようかと思います。うーん、作本さんで3回なんだから、6回は掛かるのかもなぁ。。。やっぱり作本さんは凄いなぁ。。。