CCIE試験そのものに対して思う事は、
異様に良く分からない文章と、異様に良く分からない構成を相手に格闘する試験!
って事ですかね。
本当に技術力を証明する試験なのかこれ?と思う箇所もあります。
でも今までやって来て思うのは、
技術内容とコンフィグと確認方法をひたすら体に叩き込む!というプロセスを如何に早く的確に習得できるか?
の訓練を積むには良く出来ている試験だなーと言う事ですかね。
だって普段そんな事しないですしね。
普通に生活したり仕事でそんな事しないですよね?意味不明な構成図が出てきたら基本は却下しますよね?
でもCCIE奴隷はそこに立ち向かわなくては行けない!
そして絶対に使わないようなコマンドでも検証したり、絶対に作りたくない無茶な構成について真剣に考えたりする羽目になるわけです。
どんな無茶苦茶な要求でも、如何に早く内容を理解して設定・確認できるか!を問う試験なのでしょう。
そしてそういう事の繰り返しがエンジニアとしては重要なのだなと気付かせてくれると言う側面もありますね。
試験自体に対する感想は以上な感じですかね。
ではCCIEを今までやって来て生活や仕事に対する影響はどうか?
生活に支障をきたしてるんじゃないの?とか、君はもっと人生を謳歌すべきだ!とか大袈裟な事を言われたこともあります。
しとるわい!
とは言ってますけどねぇ。前にも書きましたが1年半くらい働いてない期間もあるくらいですからねぇ。
仕事に関してはやはりスピードが格段に速くなったのは事実です。
トラシューにしても構築にしても設計にしても要件定義にしても。
あとはコンサルティングのスキルはかなり上がったなとは思います。
サーバでも、仮想化でも、UCでも、Wirelessでも、DCでも、RSでも、Securityでも、MPLSでもなど、何かしらのキーワードで話ができるので。
お客さんが気になる、または気にしなきゃいけない所なんかを見つけやすくなったのは実感としてありますね。
そして何よりもCCIEをやった一番大きな理由なのもこれですが、
色々な人と知り合えるのが一番大きなメリットですね!
CCIEを沢山持ってる頭わいてる奴!
そんな珍獣に興味を持ってくれる人が多いので色々な経験をしている人と会う機会が多くなりました。
Linkedinでも既に10,000人以上の友達がいると言う状態ですし、CCIE6冠以上のSkypeグループとかに入れられたりしてます。
これはビジネス面でも人間としての成長としても大いに意味があると思ってます。
ここまで相手にインパクトを与えられるIT系資格と言うのはCCIEだけじゃないでしょうか?
以上CCIEに対する感想でした!