CCDE受験に向けて準備しています。前回の記事“合格出来る自信が無い”とは言ってるものの、“受かりたい“のが本音ですのでやれるだけ頑張ります!ではCCDE受験における準備とは?そんなものは“合格してからでないと説得力無し!そもそも日本で需要無し!”という意見もあるかと思いますが、あくまで受験者のノートとして読んで頂ければ幸いです。

まず、CCDEは設定を要求される事は無い試験です。あくまで設計者の視点を持つという事に特化していますので、CCIEではあまり意識する事のない事項がCCDEでは最重要になります。例えばですがCCIEではRD(Route Distinguisher)で何が出来るのか?という設定方法が重要ですが、CCDEではシナリオ環境下でRDの適切な割り当て方は?が重要となります。要は考え方が“その技術を設定をするには何が必要か?”ではなくて、“その技術を設計するためには何が必要か?”に切り替えなくてはいけないという事になります。

そういう意味で以前CCIEの勉強時に読んでいたデザイン系の書籍も“こういうトポロジーではどうやって設定して、どうやって動作確認するのか?”という視点で読んでいたのですが、CCDEでは本来の目的通り“こういう要件・条件の時はどのような制約があって、それに対してどう設計すべきか?”という視点で読み直す必要があります。書籍に関してはこちらを参照して下さい。特にDefinitive MPLS Network DesignsはMUST READだと思います。特にエンタープライズ顧客がメインのエンジニアの方などはあまりPOP、SONET、DWDM、SRLG、ISIS、MPLS、MPLS-TEなどの単語には慣れていないかと思いますので、内容は古いのですが受験を考えている方は必ず読んだ方が実際の試験の雰囲気も掴めると思います。The Art of Network Architecture: Business-Driven Designは現在のネットワークに焦点を当てているのと、CCDEプログラム開発に携わっていたRuss Whiteが著者として名を連ねています。この本は個人的にCCDEは置いておいたとしても一読の価値ありです。

WebではCCDE Wikiが必要技術を要約してくれています。また皆さんお馴染みのINEのCCDEコンテンツも良くできています。Brian McGahanの英語は聞き取りやすいですし彼の内容解説は素晴らしく上手い!(個人的意見です。)英語ビデオに抵抗の無い方にはお勧めですし、何とこのビデオはもれなくシナリオも付いてきます!また、このCisco Liveセッションもお勧めです。例題を交えてCCIE3冠+CCDEのシスコ社エンジニアが“俺はCCDEに何回か落ちたんだ、そう、CCIE 3冠だったことが逆に仇になったのさ!”的に熱くアメリカンな解説をしてくれています。

また、CCIEマルチホルダーでもCCDEに落ちる1番の要因は“設計(Design)”よりも“設定(Implementation)”を先に考えがちだからとも言われています。ですので、設定に必要な要件は2の次にするという思考が必要となるわけです。私自身も前回はこれに大分ハマった気がします。設定ありきで考えすぎて設計的な思想を大分見逃したなと反省しました。“制約の中でいかに適切な設計を考えるか?設定するのは後の仕事として”という気持ちで臨みたいと思います。

因みにCCDEは現在のところはどのパートナー要件にもなっていません。一時期CCIE4人中2人は代わりにCCDE2人でも良いとなっていましたが、現在はパートナーのページから消えています。しかしながら、Cisco社がMaster Enterprise Networksという新規カテゴリを設置しCCDE or CCArを要件に入れるという話もあります(あくまで噂ですが)。CCDEも世界中で200人を超えているので価値を高めて受験者を増やすために、何かしらの施策を行うというのはあるかもしれませんね。最近は結構海外のエンジニアはCisco系ではCCIE R&Sの次にはCCIE Data CenterかCCDEを勉強している方が多いように感じます。

色々とCCDEお役立ち情報を書いてみました!さて、来週の試験に向けて気合を入れて、週末はしっかり休みたいと思います!(ずっとは気合が続かない軟弱者ですんで。オフ出来る時は完全オフします!)

*Cisco、Cisco Systems、シスコ、シスコシステムズ、CCIE、CCDEは、米国およびその他の国におけるCisco Systems Inc.または関連企業の登録商標です
*その他、このサイトに掲載されている社名、製品名は、各社の商標、または、登録商標です。