Blog / News ブログ/お知らせ

CCIE Routing and Switching 受験記 3回目

2005年2月28日 ※当時のメモを元に2015年5月に作成しています。

前回の無様な敗北から4ヶ月間、この間に実は転職をしました。クリーンセットアップにいちいち1時間も掛かるサーバなんかよりも、OSの再セットアップがすぐ終わるネットワークの仕事を中心にしたい!という想いが強くなり(なんだそりゃ?)晴れて2足のわらじではない純粋なネットワークエンジニアの肩書となりました。よ~し!取るぞ!CCIEを!と決意をして新たなWorkbookを追加。今回はNetMaster Classというベンダーの物を購入。大体で4万円くらいでした。そして、5万円でオンラインラボを使用したモックラボ試験を受けれるというので直前の週末にチャレンジ!本番よりも構成が複雑にしてあるなぁと感じながら、結果は64点と本番とあまり変わらない点数で非常に微妙な感じ。。。更にラボを強化して3550を2台購入!合計20万円也。。。ただ、ラボ代は新しい会社から補助してもらえるので、お財布には嬉しいけど妙なプレッシャーが。。。

さて再び血戦の舞台、新宿三井ビルへ!インターホンを鳴らして中に入れてもらう。受験者はまた5名、海外からの受験者が2名でブリーフィングを済ませて試験会場へ入室、割り当てられた席番号へ付く。ラックを眺めながら“今日がこの部屋に入る最後の日!”と決意を新たにして挑む!

さて、9時くらいに試験開始!問題は今回はどんな感じなんだろう?前と同じかな?と見るが、しっかりとトポロジーからして全く違う!よくもまぁ色々考えるなぁ。と思いながらも、今回も理解するためにL2から図に書いていく、VLAN構成、Freme-Relay構成、ATM構成、ISDN構成を図に書いて行き、続いてL3のRIP、OSPF、ISIS、EIGRP、BGPの論理構成図を書いて行く。大体30分ほど使い設定を開始!

L2の設定を進める。1問だけ微妙な問題が。“デバイスが接続されていると想定して”という問題なので動作確認がきちんと取れない。しかもあまり勉強していない所を突かれているので非常に困る。プロクタにルータのケーブルを抜いて接続変えても良いですか?と質問をすると“それは出来れば止めて欲しい。”と言われてしまう。“えー!じゃあプロクタさんのノートPC貸してくださいよ!”と言ったら、“それはイレギュラーで対応できません”と言われてしまった。それは確かにそうですが、これ以上心象を悪くして落とされては敵わんというチキン・ハートが働いて諦める。動作確認出来ないというのは不安だなぁ。。。

IGPは一切の迷い無し!今回はRedistributionも上手くいっている!全体の通信もとこ通りなく届いているけど、ISISで質問の経路と違うところを通るルートがある。あっちゃ!これ落とすとISISセクションがまる落としに。。。でもこれはトラシューするのに時間掛かりそうだなぁ。という訳で先へ進む。今回はISDNのみ!前回の雪辱を晴らすべく挑む!しかし、非情な事にOSPFの動作がすんごくおかしくなる。。。なんだこれ!見たことない動きだぞ!どうすればいいんだ?と色々やってみるが、ISDNがUPした瞬間にOSPFがスクラップになる。何ともならないけど、これだとまたISDNがのび太状態だ。。。そうか!俺はのび太だったのか。。。

そして次へ進むと、“あれ?BGPじゃない?”何故かIOS Featureが先に来ていて、BGPが最後の方に構えている。“さっすが大将!どんと構えてらっしゃる!”と呑気に考えてIOS Featureに取りかかる。えっと、この設定はこうして、これはこうで。。。げっ!これ先にBGP設定しないと確認できないじゃん!そうなんです、ええ、あんなに貢いだのに、気が付いた時にはもう後の祭りだったんです。まさかこんな巧妙なトラップだったとは。。。問題文は最後までちゃんと読まないといけませんな。“あと5分でお昼休憩です。Configの保存をして下さい。”あーあ、やられた。wrをしまくってお昼へ。

お昼に関しては相変わらずのお弁当。意外と受け入れられる人もいるようなので、好みの問題はどうしようもない。うーん、〇半とかにして欲しいなぁ。そして誰か喋って欲しいなぁ。一人の人はご飯食べずにずっと頭抱えてるしなぁ。。。

さて、午後の部再開。あわててBGPに取り掛かる。今回は結構すんなりとBGPが動く。一問だけどうにも要領を得ないけど、ほぼ題意も満たせているハズ!そしてIOS Featureの動作確認も無事に終了!よかったよかった。まぁ、不明点はあるんですがね。。。その後もQoS、Security、Multicastと進んでいく。大分不明点が残る問題があるので、色々試行錯誤してみる。色々やっていると変なログが上がってきた。ん?なんだ?と思ってみるとATMが悲鳴を上げているようだ。“まぁ落ち着けよBaby!”とハードボイルドに対応しようとするが全く落ち着いてくれない。ここに来てこんな事になるとは。。。このトラシューで大分時間を浪費する。あと20分くらいしかない。。。しょうがないので疎通確認だけして終了!

そしてタイムアップ!手ごたえは良かったものの、最後の方でトラシューにあてた時間がどう影響するのか。。。何ともすっきりしない気分で帰宅する。そして合否メールが来ていたのでWeb上で確認するとやっぱり“Fail”の文字が。。。と思いスコアレポートを見てみると“やっぱりL2は1問落としてるか、しかしISDNがのび太とは。。。”トータルで72点くらい。また前回よりは前進してるのがせめてもの救いだと思い込むしかない状態でした。

次回に向けて:

ここまで来ると後は何をしたらいいのか分からなくなってしまいますが、めげずに検証を重ねていくしかないかなと。
次回までにドキュメントを再確認して臨みたいと思います。

PAGE TOP