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CCIE Routing and Switching 受験記 2回目

2004年10月18日 ※当時のメモを元に2015年5月に作成しています。

前回の無様な敗北から3ヶ月間、新たにBackBone用の2500を2台追加!Cisco Pressで最近でたCCIE Routing and Switching Practice Labsを購入!計5万くらいの出費か。。。しかし最近の実務ではサーバのスクリプトばっかり!CLIっちゃCLIなんだけど、ネットワークに触る機会がますます減っているし、平均帰宅時間が夜中の1時なんです。。。バックアップをスクリプトで実行するの反対!(マニュアルはもっと無理!)帰宅して最低コマンド1つはマスターするようにしているものの、睡眠不足で体調壊したら元も子もない。。。そして相変わらずラボ代は16万。。。

今回は先ほどのCCIE Routing and Switching Practice Labsを中心に学習を進める。やはり、シスコの試験なのだからシスコの本で!という単純なところ。ただ、IPexpertとは視点が違う書き方で大変勉強になる!値段も1万程度と大分安い!まぁ、IPexpertの方がラボ数は断然多いか。。。そして最近はよくFoota-netを参考に検証をしてみる。実に細かく書いてあるなぁ。Kazuさん頑張ってください!あんたが合格しなければ僕なんか絶対無理なんで!だから合格して!お願い!!

さて再び血戦の舞台、新宿三井ビルへ!今回はビルを間違えるなんてバカな真似はせず、すんなりと試験会場へ。インターホンを鳴らすとプロクタは前回と同じ方でした。(プロクタは一人だけと後で知りました。)受験者はまた5名、海外からの受験者が何と4名!自分以外は韓国からの受験者でした。ブリーフィングを済ませて試験会場へ入室、もう慣れているもので割り当てられた席番号へ付く。

さて、9時くらいに試験開始!問題は今回はどんな感じなんだろう?前と同じだったりして?と見るが、しっかりとトポロジーからして全く違う!前回に比べてさらに理解し辛いなぁ、実際にこんな設計されたしたら火を噴くの間違いなしだなぁ。と思いながらも、今回も理解するためにL2から図に書いていく、VLAN構成、Freme-Relay構成、ATM構成、ISDN構成を図に書いて行き、続いてL3のRIP、OSPF、ISIS、EIGRP、BGPの論理構成図を書いて行く。大体30分ほど使い設定を開始!

L2の設定を進める。今回はL2が大分素直な良い子ちゃんに見えた!“うむ、修行の成果が出ておる!”と実感(勘違い?)しつつ先へ進む。IGPのセクションも今回も難なくネイバーもルーティング情報も交換出来ている。そしてRedistributionへ。AD値を気にしながら各ルーティングプロトコルで再配布をし、Pingを打ちまくるがEIGRPからの経路が丸ごと落ちている。“やべぇ。。。”と思わず声が出てしまう。メトリックもAD値も確認してみたが特におかしそうなところは見当たらず。。。頑張ってみてもどうにもならず、すでにここで25分使っているので先へ進む。

今回はDLSw+が登場!実務でISDNとDLSw+の経験はそれなりにあるので得意とするところ!ここは落とせない!落としてはいけない!そんな想いが通じたのか、結構あっさりと終了。続いてISDNへ。ここも前回100%だったし今回も余裕で。。。え?まさか!ISDNで意味不明な問題が。。。ポケットに残ったビスケットのカスくらいのプライドが見事に打ち砕かれる!チ、チックショー!お、俺はISDN設定のエリート戦士だぞ!(仕事で必要だった事以外は何もしてない。)とバカ丸出しなくらい極限まで狼狽していると、“あと5分でお昼休憩です。Configの保存をして下さい。”と史上最悪のタイミングでお昼へ。。。何てこった。。。

お昼になりお弁当の前へ座る“しょうがない、前回の弁当は合わなかったけど今回はせめて弁当が癒しとなりパワーを授けてくれるはずっ!” って

同じじゃねーか!

前と全く同じやつじゃん!いやもう、今回は自分もお通夜のような雰囲気だしまくりになってしまった。。。ただ周りは皆さん韓国の方々で韓国語で喋ろうとすると、プロクタの方が“Please be quiet, don’t speak Korean”と注意する場面が多々ありました。それでもまぁ集団なのでちょくちょく韓国語が出るんですが、プロクタの方も徐々に語気が強くなってしまい最終的には

“DON’T SPARK KOREAN!”

という発音になり流石に静かになりましたが、こっちの腹筋がアブトロニクス付けてる並に相当穏やかではなかったです。

そしてお昼休憩が終わり試験再開!続いてBGPへ進むがここも何だか一部曖昧でなんとも自信が持てない。しかも、何故かBBからのBGPルートがルーティングテーブルに載ってこない!“何で?ねぇ、何でなの?何でまたそういう事するの?”という訳でプロクタに聞いてみるが、“機械に不備はないのでよくトラブルシュートするように”と言われてしまった。ルータを再起動するが状況は変わらずなので諦める。更にはAS間の優先制御でどうにもうまく動かない部分もあり、BGPが洒落にならない状態に。。。しょうがないので先へ進む。

続いてIOS Featureへ進む。お!今回は全部分かる問題だ!ここらでリカバーしなければと続くVoiceのセクションも瞬殺!しかし、QoSとSecurityがこれまたよく分からない。。。更に続くMulticastがもっと分からない!さっきのEIGRPが影響しているのか全然マルチキャストパケットが返ってこない状態になっている。これはEIGRP問題を解決するのが先決だ!と思い立ち再度EIGRPに立ち向かうけど、ウンともスンとも言わない鉄壁の防御。どこからとなく”ディーフェンス!ディーフェンス!”という声が聞こえてくる。そう、幻聴が聞こえるくらいのアウターゾーンに突入してしまったのです。(嘘です。)

とにかくしばらくEIGRPと格闘してみたけど結局タイムアップ!全体的な手ごたえは前回より良いものの、確実に落としているのが分かるので16万を取り戻そうとフリードリンクをこれでもか!と持ち帰る。(セコイ!)そして合否メールを待ってみるけどちっともやって来ないので、あーでもない、こーでもないと今回の不明点を調べてみる。夜中の2時くらいにメールが来て、眠い目をこすりながらWeb上で確認するとやっぱり“Fail”の文字が。。。“そりゃそうだよなぁ”と思いスコアレポートを見てみる。トータルで66点くらい。前回よりは前進したののMulticastがのび太状態。EIGRP問題があったもののIGPが良かったのはせめてもの救いだと思いながらも、“畜生!もう寝る!”と枕を濡らして(水をこぼした)掃除して30分後に寝ました。

次回に向けて:

どうも設定スピードのみが上がっていて確認方法が甘いのでしょう。
次回までには確認手法をもっと勉強して臨みたいと思います。

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