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CCIE Wireless 受験記 1回目

2014年5月 ※当時のメモを元に2015年6月に作成しています。

2008年5月から実に6年の時を経て、もう止めたはずなのに、もうしないって誓ったのに、また手を出してしまうなんて!そう、

オヤッさん、カムバック(再帰)だ!

フェザー級最強シスコジャパン社外CCIE級最強の男が帰ってきた!(だれも言ってないし思ってない。CCDE取った作本さんの方が断然凄い。) もう2度とやりたくはなかった、技術から離れたかったし、実際2年近くは純粋なエンジニア、それもネットワークからは大分遠ざかっていて、去年まではCiscoの文字を見ることも殆どない平穏な日々を過ごしていた。共に喜び合っていた最高のCCIE講師荻窪さんも亡くなってしまい、もうやる事は無いだろうと、Wireless、Data Center、Collaboration、CCDEなんて見向きもしないようにして来た。

しかしそれは逃げていると気が付いた。周りが自分に対して面白がってくれる所でもあり、期待しているところでもあるんだと。作本さんもあの日本人には難攻不落と謳われているCCDEを取った!その時に自分の不甲斐なさを身に染みた。荻窪さんだって生きていたらやっていただろう。周囲の人からも“何でやらないの?”とか、“やってくれよ”などよく言われるのに避けてきた。でも期待はしてくれている。前回は“孤独な自分との戦い”であったけど、今回は“周りが面白がってくれている期待に応えるための戦い”というテーマだ!自分のやりたい事をやるのではなくて、周りが自分に対して面白いと期待してくれる事をやろうという事で、また始めてみようじゃないか!!

そうやってThe Rolling Stonesだって50周年を迎えてるじゃないか!もし、Keithがブルースだけと言っていたら潰れていただろう、Mickが流行の物だけと言っても潰れていただろう、Charlieがジャズだけやってたって同じだったはずだ。温故知新のバランスを保った上で、ファンが望めば50年前の曲でだってスタジアムに合うように演奏できる!今年3月のストーンズのライブは3日間とも本当に凄かった!70歳を超えても昔の曲をただ懐かしむライブではなくて、あくまで現在進行形のロックンロールで皆を熱くさせるライブ!そう!If you start me up and I’ll never stop!! この精神で年老いた淋しがり屋の少年は進まなきゃなるまい!

以上を簡単な所信表明として、気持ちを新たに今回はCCIE Wirelessに挑む!これは仕事でWireless関連の話がよく出るというのが理由だ。スマホ・タブレット・ゲーム機と無線LAN搭載のデバイスがジャンジャン増えているので、至極当然の流れでしょうなぁ。無線はなんだかんだで昔からたまにやってはいるので、全くの0からではないからまぁ大丈夫さ!体力だって落ちちゃない!何せこの6年間に体も大分鍛えて、増量を繰り返してやっと標準体重近くにまでなったしな!(どんだけガリガリだったんだ。)

しかし、この6年間でCCIE 5冠なんてうじゃうじゃ出てくると思っていたけど意外と誰もやらないもんですなぁ。皆もっと頑張ろうぜ!ガンガンいこうぜ!と言ってもやる奴がいねぇなら俺がやるしかねぇな。という訳で2月から以下の資料を参考に勉強を進めてきた。

Deploying and Troubleshooting Cisco Wireless LAN Controllers

Cisco Live Wireless関連資料

http://mrncciew.com

iPexpert Wireless Workbook

毎度おなじみのConfiguration Guide and Command Reference

機材はヤフオクで1240を3台購入で3,000円くらい。WLCはvWLCのDemo Licenseで大体の機能を、ACSはVMに入れてDemo Licenseを使用、WCSもDemo License、後のMSEやvWLCでカバーできない細かい物はリモートラボで確認することに。

さてさて、Wirelessの受験地はもうお馴染みのシドニーで受験する事に!(だから、世間一般的には全然お馴染みではない!)という訳で今回は再びシドニーへ行くことにしました。ブリュッセルはユーロの大幅変動で大分値上がりしていたので却下。シドニーへ向けてETAS申請も済ませ、パスポートも更新して、6年間の間にすっかりスマホユーザーになっているので、スマホアプリのSkyscannerで航空券を探す。シドニーまでカンタス航空で12万くらい。続いてホテルだけど、CentralではなくてSt. Leonard付近で探すことにした。前回よりもCentral周辺のホテルが高くなっていたので、だったら付近で取った方が電車代など含めても割安になっていたからだ。時間が経てば色々変わりますねぇ。中国バブルで高くなったんでしょうか?資源国は強いなぁ。という訳で、ホテルは歩いて12分というBest Westernにする。WiFi入れると大体1万3千円くらいだ。

さてさて、旅程はもう観光することは無いので超強行スケジュールだ!

・5月4日 成田 20時発

・5月5日 シドニー空港 朝7時着

・5月6日 ラボ受験 > 夜の21時 シドニー>成田便 搭乗

・5月7日 朝7時に日本着

。。。やっぱり止めようかな、だいたいこんな事やっているよりも、年齢的にもマンション経営とかの資産運用とかを考えてだ、、、いや!ダメだ!正気を取り戻してはいけない!この試験は正気になったら負けるんだ!(そんな事はありません。)

さて、気になるラボ代はと確認すると、

17万超えとる!

うーむ、円高の時にやっときゃよかった!後悔先に立たずとはまさにこのことだなぁ。今回は費用に関するサポートは一切ないので、全ては自己責任だ!まぁWireless事業に責任がある訳でもないし、数字を気にしなくてもいい訳だから、自分の口座責任だけなのは気楽かな?

2014年5月4日

iPexpertのリモートラボも予約をしてWCSとMSEに関してもバッチリ理解出来るようになった!ただ、結構遅いので使う方は気を付けてください!

今回はiPad Airにキーボードなんて付けちゃって、お洒落ぶっての出発!でもリュック1つなので全然オチャレでは無いですけどね。カンタスに乗るのも実に6年半振りかぁ、何か感慨深いなぁ。もう2度と行かないと思っていたけど、闘いの歴史が思い起こされるなぁ。などと感慨にふけりながら成田へ到着、シドニー発のボーディングまで時間があるので、電源付きの休憩コーナーで時間を潰す。Free WiFiを多用するけど、どこかで誰かがWiresharkしてるとも限らないので真面目に音楽ニュースを見ているだけ。(またダメな事を…)

さて、時間も潰したのでゲートへ向かう。相変わらず機内ではダラダラと過ごす。オンデマンドを見るとElton Johnのライブがあったので見てみる。Your Songは本当に名曲だよなぁ。当時はJohn Lennonに“近年で唯一の才能あるミュージシャン”と言わしめたという話もあるのだから凄いことだ。あとはオーストラリアのバンドの映像でよく分からないので映画に切り替えて、気楽に見れそうなやつを探し、The Wolf of Wall Streetを見る。英語オンリーだったけど、内容的にはそんなに難しくないので面白く見れた。やたらFワードが多かったけど、刑事プリオは渋くなったなぁ。あのナヨナヨしたイメージを一新したのは本当に凄い!タイタニックの時にこうもカッコイイ役者になるとは思わなかったもんなぁ。ヒゲを生やし始めた時は随分と叩かれたそうだけど、貫いたんだから凄いもんだ。関係ないけど、自分も貫録を出そうとヒゲを生やしてメガネを掛けていた時期がありましたが、お巡りさんからの4回目の職質を機に止めました。人間には合う合わないがあるのだと痛感しましたよ、えぇ。

2014年5月5日

シドニー空港には朝の7時くらいに到着。もう4回目かここも、感覚的にはたまに関西に出張にいくのと変わらないな。そして例によってリュック1つだけでやって来たけど、入国審査でも引っかからずに終了。税関も食品は相変わらず0なのでそのまま通過する。

そして空港から地下に降りて電車に乗り一路St. Leonardへ向かう。事前に調べてはいたけど、前はキャッシュ・オンリーだった券売機がクレジットカードもOKになっている。なのでクレジットカードしか今回は持ってきていない。両替の手数料も掛からないのでその方がらくなのだ。そう、試験に対する不安感、プライスレス。という感じだ。(なんだそりゃ!)

そしてまずは空港からCentralへ行き路線を乗り換える。大体20分くらいでCentralへ到着、そして路線を乗り換え20分ほどでSt. Leonardへ。合計40分くらいかな?そこから歩いてホテルに向かう。坂を上ってまた降りてという感じだ。向かう途中にEMC、大きい公園、墓地、大学、更にはFOX放送局がありランドマーク目白押しな感じだ。でも、飲食店は駅にしかなかったので昼は駅まで戻るしかないないなぁ。

さて、ホテルに到着してチェックインをする。まだ部屋を清掃中だという事で受付で待つことに。WiFiも使いたいと伝えてユーザIDを発行してもらい、掃除が片付いたところで部屋に入る。飛行機であんまり寝れなかったので、少し眠る事にする。

1時間半くらい寝たので、昼ごはんの調達に駅へと向かう。うーん、懐かしいなぁこの気だるい感じ!駅につくと広場の中はフードコートのようになっている。スーパーもあるので水と朝食はここで買うか。さて、ご飯ご飯と見てみるとステーキ・サンドウィッチなるものがあるので、これを食べる事にする。なかなかイケますな。結構昼休憩しているビジネスマンが多い。あとはスーツ姿の女性もかなり目にする。オーストラリアは共働きが普通の事だと聞いたので、パッと見の印象だと日本よりも多い気がする。共働き国は離婚率も高いそうだが、スウェーデンなんかは出産して次の日に客先でプレゼンなんて当たり前だそうだから、何でも良し悪しですな。

ホテルに戻って夕飯まで音楽ニュースを、じゃなくて、少し勉強をする。そう言えばジャパンCCIE界のボスである為久さんがCCIE勉強法を公開されていて、“CCIEを趣味にする”というキチ、いや、人外な発言をしていて怖くて最後まで読めませんでした。(しっかりと拝見させて頂きました。) うーむ、実に為になる連載じゃないかこれ!やってくれたな、あのヤク丸野郎め!(何を怒っているのか意味が分からない。) しかし、これ書くの大変だったでしょうなぁ~、こういうのは受験記と違って纏めるの大変ですよね実際。他の業務もある中で本当にお疲れ様でした。でもやっぱり自分のやり方とは微妙に違ったりしますね~。何せ非シスコ社員だから使えない技があったりするんですよねぇ。

そしてこの連載の中で前日には休むと仰っていますが、自分もどちらかと言えば“休む派”ですかね。前までの受験記を見て頂ければ分かっていらっしゃるかと思いますけど、前日は不明点の確認に2時間使うかどうか位で残りはダラダラしております。特に海外受験は飛行機で寝れないから、頭がフラフラしちゃってるので集中出来ないという軟弱っぷりだからです。なのでホテルでは主に頭をすっきりさせるために使う感じですかね。

夕方も18時くらいになってきたので、再び駅に向かって夕飯を物色する。フードコードを見るともうインドカレー屋かマクドナルドしか空いてない!という訳でカレーを注文する。この時間にここで夕飯食べる人はあまりいないらしく、まさに孤独のグルメ状態になってしまった。(実はそんなに知りません。すみません。) そして帰りにスーパーでバナナと水とマフィンを買ってホテルに戻る。

さてさて、明日の闘いに備えて早めに寝るとしますかね。という訳で22時くらいには寝てしまう。

2014年5月6日

朝6時起床。昨日かって置いたバナナとマフィンを頬張りシャワーを浴びて、夜の便で帰国だからチェックアウトを済ませる。いざ出陣!そして何となく周りの雰囲気でiPhoneに入れてあるCreamのSunshine of your loveをオープニングに聴きながら駅へ歩いて向かう!

そして歩いて15分くらいでCisco社へ到着!ただ、少し早くついてしまったみたいでまだ受付に入れない。6年半前とはオフィスの作りが変わって、大分綺麗になっている!と思っていると受験者らしき人がやってきた。話をするとフィリピンから来たとのこと、実にフランクな人でずっと話していたらオフィスが空いたので中へ。受付の女性が“CCIE受験者は椅子に座って待っていてください。プロクタが10分程でやってきますので。お手洗いはあちらにあります、またキッチンにある飲み物は自由にお取りください。” という事でフィリピン人ともう一人やって来た現地在住のインド人とキッチンで待つことに。

話をしているとフィリピンからシドニーに入るにはVISAで30,000円くらい取られるらしい!日本は1,000円くらいなので大分差があるんだなぁ。2人ともR&Sを受けに来たとの事でフィリピン人の彼は2回目だそうな。“しばらくは業務を外してもらってみっちりとやって来たから絶対に落とせないよ。君は?” との事でこれに受かれば6冠だと言うと、“マジで?何てクレイジーなんだ!でもそんな人と会えるとは今日はツイている!” と言ってもらえた。インド人の彼も会社で研修を受けさせてもらったりしたそうで、“俺も会社がトレーニング費用を出してくれたからプレッシャーが凄いんだけど、何でもいいから番号を貰って終わりにしたいよ!もうすぐ試験のバージョンも変わっちゃうしね。” なるほど、駆け込み受験の時期か。

と程なくしてプロクタが来たらしいので再度受付の方へ。受験者が増えていて、R&S 3名、SP 1名、Wireless 1名という感じだ。プロクタが“Please show me your ID”と皆のIDをチェックする。そして試験会場へと向かう。受付から直ぐの所に思いっきりCCIEのロゴが貼ってあるガラス張りのドアがあって、その中に入ると休憩所になっている。そして恒例の昼食を選択する。ここは変わっていないくて、全部サンドウィッチになっている。無難にチキンを選択する。ここでブリーフィング開始!“CCIE初受験者は?”というので6年ぶりだと告げると、“本当に?小学生の時から働いてるのかい?”と言われて皆に笑われる。予想はしてたけどチクショーめ!フレンドリーな空気だからイケると踏まれたんだろうなぁ。まぁしょうがない。

しっかしCCIEの受験方法が昔と大分変っていて、

・問題文は全てWebベース

・構成図上のアイコンをクリックしてデバイスへアクセスする

なるほど、もう紙ベースではないのか。と時代の変化と共に自分が確実に老いたことを実感する。“高校生の君は”

だから、そのネタで俺をイジんなって!

感傷に浸っていたというのに!

なんでもWirelessのデバイスはブリュッセルにあるので、通信が不安定な場合があるから、何か気が付いたら直ぐに言って欲しいと言われたけど、

わざわざ日本からシドニーに来てブリュッセルの機器を設定するのかよ!

始まる前から突っ込みどころ満載だなぁ。じゃあ日本でもやれるんじゃないのかよ!と心の底から思わざるを得なかったのは言うまでもない。そして各自席番号を割振られて着席する。さーて、やりますかねぇ。6年振りの試合だ、大分緊張する!落ち着けよ~まず落ち着いて問題文を確認するんだ!復帰戦はまずはそこからだ!集中!集中!集中!集中!集中!!

“高校生の君は”

気に入ってんじゃねぇよ!それ!

何ですか一体?と苦笑いして聞くと、Wirelessはあらゆる所にトラブルシューティングが要求されるから、注意して欲しいとの事だ。分かりましたと伝えて“OK everybody, please start your exam right now!”という訳で試験画面に入る。

さて試験開始!まずは構成図と問題文を確認して行く。6年振りにCCIEがどんな試験なのかを思い知らされる。すんごく難しい!それしか分からない!とは言え全く理解の範疇を超えているという訳でも無い。問題文を読み取りながら自分構成図を書いて行く。L2/L3、Autonomous、Unified、SSID、サーバ群と加えてSSIDの要件表を書き出す。大体40分使って終了!

そして設定開始!!L2/L3から入っていく。おいおい、俺が何個CCIEを持ってると思ってやがるんだ?と調子にのって進めるが、1問だけうまく行かない!何てこった、ブランク開けが響いてやがるな。(ただの勉強不足) 続いてApplication Serviceへ。おおよその設定は問題なく出来たけど、大きな問題が発覚した。これは以前にも経験していることだけど、あの時の、CCIE Securityの時の悪夢が再び蘇ってしまった、そう、

GUI劇遅い問題 アゲイン!

ブリュッセルに置くからだろ!!WLCはまだマシだけど、ACSとWCSが、もしもーし、誰かいますかー?と聞きたくなるくらい遅ぇ!CCIE Securityの時と同じ、いや、それ以上の遅さだ!技術の進歩が一切感じられん!御社はITインフラ技術の最先端企業なんじゃないんですか!WLCはCLIで何とかなるけど、ACSとWCSは何ともならない…おまけに、どうにも疑問が残る問題がある。しょうがない、ここいら辺は一通り設定してから戻ってくることにしよう。

そしてAutonomousへ。いや、地獄へ!こんなにこたえねえ奴はオラ初めてだ!と言うくらい、ウンともスンとも言わない!もうお手上げ状態だ!物凄いトラップが仕込まれているようだ。。。ここで物凄い時間使ってしまう。プロクタに確認をして見たけど、“これも試験の一部だよ。”と言われてしまった。どうしようもない。しょうがない、次へ進 “Ok guys, please start saving your configuration, we are going to lunch after 5 minute!” ぬおーーー!という訳で最悪な状況の中でランチへ。

ラボ会場から大きな机がある部屋へ移動。日本のランチと同じ感じだ。そしてサンドウィッチはと言うと、相変わらず可もなく不可も無くだ。程なくしてR&Sのインド人が、“信じられない難しさだ!トレーニングを受けたのにもうパニック状態でどうしたら良いのやら。”と言うと、SPを受けていた香港人が、“CCIEを初めて受けてパニックにならなかったら、君はノーマルじゃない。”と言って笑いを誘っていた。プロクタも“CCIEの取得は1つのプロジェクトを終わらせるのと同じ労力だよ。”とのこと。確かにそれは言えている。とにかくインド人が如何にショックを受けたかと言う話に終始していた。

さて、ランチタイムが終了して試験部屋に戻り午後の部開始!Autonomousは取りあえず置いておくしかないので、Unifiedへ立ち向かう。ここもかなり難しい事になっている。復帰戦にしては重すぎる!こんな試合じゃ会場中がブーイングの嵐になっちまうぜ!と劣勢を取り戻そうとするけど、もうどうしようもない。Voiceでは電話機がレジスト出来なければ死んだも同然だったけど、WirelessではAPがWLCにレジストしなきゃ死んだも同然だ。なのに!それなのに!一ヵ所だけ全くレジストしてくれない!この瞬間にプッツーンと何かが、決定的な何かが切れた気がした。そう、諦めて帰る事にしたんだ!SPの香港人が。ご愁傷さまです。

とは言えこっちも既に大分ご愁傷様だ!この後のWCSは大分うまく動いたけど、さらにWLAN Servicesがてんでダメ夫!全く手応えが無いので、Autonomousまで戻ってやり直す。しかし、一発もクリーンヒットがない、こうな “Last 5 minute! Please start saving your configuration!” たらーーーー!という訳で悲しきsave configを繰り返して終了。

そしてタイムアップ!完敗だ、、、復帰第一戦第1Rは手も足も出ないままにやられた!何もやらせて貰えなかった。もう、完全に向こうのシナリオ通りに踊らされてしまった。CCIEの恐ろしさを肌で再確認するだけになってしまった。でもカムバックを宣言した以上は、また驚異のタフネスを見せつけてやるしかねぇな。と思っていると、インド人がこれまたすんごいヘコんでいる。おいおい、大丈夫か?と聞くと、“もう二度と受けないよ。1問しか分からなかった。”とのこと。まぁ、カフェにでも行って話そうぜと、フィリピン人と3人でカフェへ。

駅近くのカフェに3人で入る。インド人がとにかくショックだったらしく、事ある度に“もう二度と受けない!”と半ば自暴自棄になってしまってる。フィリピン人が“そんなこと言うなよ、次また頑張ればいいさ!”と言って慰める。俺もR&Sは5回受けたんだ、1回くらいで諦めるのはもったいないよと伝えると、“君でもそうなのかい?そうか、また妻と相談してみるよ!”と元気を少しは取り戻したようだ。慰められたいのはこっちだって同じなんだがなぁ。そしたらフィリピン人が、“今まで1回で受かった事ないって言ってたけど、何でそんなにタフなんだい?俺も始め落ちた時はとにかくショックで辛かったのに。” と言うので、’cause I really wanna get rid of this f******* exam! と言うと大うけして、皆でハイタッチをした。そして、John LennonもImagine“it’s easy, if you try” (やれば簡単なもんさ) と言ってるぜ!と伝えて握手をし、連絡先を交換して別れた。

ヤレヤレだぜ、人の事慰めている場合じゃないんだけどなぁ。とそのままSt. Leonard駅から空港へ向かう。空港へ着いてチェックインをして、まだボーディングまで時間があるので問題を纏めて見る。難しく感じた割には大分書き出せるので、構成や内容は理解は出来ていたようだ。復帰第2R前にタオルを投げる必要は無さそうだな!そして、空港のフリーWiFiに繋いでメールを確認するけどまだ来ていない。まぁ見るまでも無くて当然Failってるだろうけど!

時間が近くなって来たので出国手続きを済ませて荷物検査へ。そうすると、インド系の男性空港職員からの抜き打ち検査に引っかかる。ランダムで搭乗者の手荷物を金属探知機のようなものでチェックするのだが、パスポートを見せてと言われたので差し出すと、“…この生年月日は本当なのか?”と言うので見た通りだと伝えるとやったら驚かれ、“おい!ちょっとこっち来てくれ!”と近くにいた綺麗なインド系の女性職員に声をかけて、“彼、一体何歳だと思う?”と訪ねた。するとその女性職員がこっちを“う~ん”とジロジロ見回した後に、

“彼を侮辱したくないからやめとくわ。”と言い残して去って行った。

すっごく侮辱された!したくないって言いながらすっごく侮辱した!

男性職員が“ヤレヤレだね!”って顔で両手を上げたポーズをして来やがった、ヤレヤレなのはお前だ!余計なことしやがって!こっちは唯でさえ落ち込んでるのによぉ!

そんなこんなでゲートに着いてメールをちょくちょく確認するけどまだ来ていない。この悶々とした感じで飛行機乗るのも辛いなぁ。しかし結局メールは来ないまま搭乗する事に。例によって機内でもダラダラと過ごす。

2014年5月7日

成田空港に到着すると、合否メールが来た!Webページにスマホからアクセスして確認すると輝かしくも

“Fail”

の文字がドス黒く光り輝いている。まぁそりゃそうだよね、あの出来じゃどうしようもない。セクションの点数を見ると、“やっぱりAutonomousとServicesはのび太か”という訳でトータルで32点という体たらくぶり。まぁ予想通りではあるから良いか、第2Rに向けて出直しだ!今回の反省点は山の様にあるから徐々に潰して行こう。

しかし、めでたい事に一緒に受けたフィリピン人の彼は合格したらしい!おめでとう!!

次回に向けて:

点数は悪いのですが、試験の傾向は掴めたので次は進歩できるように頑張ります!

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