• en
  • ja

CCIE WIRELESS 受験記 3回目

2015/7/6 (月) 23:26

2014年8月 ※当時のメモを元に2015年7月に作成しています。

前回の敗北から1か月!山に籠り、まき割りをメインとしたトレーニングメニューで鍛え直して来た!(もういいって。) 次はもう勝ちたい!そのレベルには来ているハズ!という訳で2014年8月19日に復帰戦 CCIE Wireless 第3Rへ望むことに。

さてさて、受験地は香港がオープンしたものの席が無かったので、お馴染みのシドニー受験!スマホアプリのSkyscannerで航空券を探す。シドニーまでカンタス航空で12万くらい。続いてホテルも前回とな時でBest Westernにする。WiFi入れると大体1万3千円くらいだ。旅程も相変わらずの超強行スケジュール!

・8月17日 成田20時発

・8月18日 シドニー空港 朝7時着

・8月19日 ラボ受験 > 夜の21時 シドニー>成田便 搭乗

・8月20日 朝7時に日本着

。。。何度みても虫唾の走るスケジュールだ。普通はお盆休みと合わせてレジャーとかに行ったりするんじゃないのか?家族や恋人との時間を大切にして、愛を育んだり、叫んだりするんじゃないのか?こんな事やっているよりも、もっと人間らしい幸せを追及してだ、、、、いや!ダメだ!正気を取り戻してはいけない!この試験は正気になったら負けるんだ!(だから、そんな事はありません。) ラボ代17万をカードで支払い狂気、もとい、勝利への道を進む!

2014年8月17日

今回もiPad Airのみで行くことに。飛行機でダラける為の必須アイテムになってしまった!シドニー発のボーディングまで時間があるので、電源付きの休憩コーナーで時間を潰す。今回も音楽ニュースを見たり、FF Ⅲをやったりしていた。(受かる気あるのかお前は…) リアルタイムでファミコン版FF Ⅲをやってた人には、恐怖のラストダンジョンがトラウマになった人も多いのでは?中学の時に数学のノートに自分で考えた全8ページに及ぶダンジョン攻略法を授業中に書き込んでいたのを忘れてそのまま提出してしまい、数学は毎回赤点だったので先生にこっぴどく怒られたのも懐かしい思い出だ。

さてさて、飛行機に乗り込んで例によってダラダラ過ごすか。今回は何がやっているのかな?と相変わらず映画を見る。とは言え1ヵ月しか経ってないからメニューも変わってないな。取りあえずだらける為にアイアンマン3や海外ドラマのDr Houseにトライして見る。Dr. Houseは本当に面白い!主演のHugh Laurieがとにかくカッコイイ!うーん、こんな渋いスタイルが似合う男に俺もなりたいもんだ。第1話からThe Rolling StonesのYou can’t always get what you wantが使われていて、 このドラマのテーマとも捉えられる。“人生は上手くいかない、欲しいものはいつも手に入らない、でも努力すれば必要なものは手にする事も出来るだろう” そんなMick Jagger哲学が最高の天才医師だけど、私生活はとんでもなくメチャクチャというHouseのドラマに良く合っている。

2014年8月18日

シドニー空港には朝の7時くらいに到着して、入国審査でも引っかからずに終了。税関も食品は相変わらず0なのでそのまま通過する。

そして空港から地下に降りて電車に乗り一路St. Leonardへ向かう。空港からCentralへ行き路線を乗り換える。大体20分くらいでCentralへ到着、そして路線を乗り換え20分ほどでSt. Leonardへ。合計40分くらいかな?そこから歩いてホテルに向かおうとするけど、

ドシャ降り、雨、ドシャ降り!

やられた、、、とは言え折り畳み傘は持ってきているので、何とかしのげるか?と思いながら歩く、

ボーフー、風、暴風

そう、沿岸部なので風がすんごい事になってる。傘って体が雨から濡れるのをそっと守ってくれる存在じゃなかったっけ?という疑問が湧き上がるくらい、折り畳み傘が何の役にも立たない!そして物凄い方向に骨の部分が曲がってしまい、修復する余裕もなく大分濡れたままホテルへ到着。

チェックインをすると受付のお兄さんが“あれ?またいらっしゃったんですか?”と聞くので、試験を受けていて落ちるたびに来る事になるんですよと伝えると、“そうでしたか、では今回で最後ですね。”と笑って手続きをしてくれた。また掃除が片付いたところで部屋に入る。シャワーを軽く浴びて飛行機であんまり寝れなかったので、少し眠る事にする。

1時間半くらい寝て昼飯を買いに行くのが億劫だなと外を見ると、

テッカテカ、お日様、テッカテカ!

ち、ちくしょう、、、こっちは長い間苦楽を共にしてきた折り畳み傘がご臨終したっていうのによぉ。(ディスカウントスーパーで買った500円の傘) こんな事なら駅のカフェとかで時間潰せばよかった。と思いながらも昼ごはんの調達に駅へと向かう。駅広場のフードコートで今回もステーキ・サンドウィッチを食べて、そのままホテルへ帰る事にする。

ホテルに戻って夕飯まで音楽ニュースを、じゃなくて、少し勉強をする。インターネットでFF Ⅲの攻略法を確認するのだ。大分忘れているなぁ。そんなのあったっけ?ああ、そうそう!そんなのが、、、ってやってる場合じゃねぇ!いかんいかん!明日に備えて頑張らないと!気持ちを入れ直して、FF Ⅲ本体をやろう!(本当に何てダメなやつだ…)

FF Ⅲも大分攻略した夕方も18時くらいになってきたので、再び駅に向かって夕飯を物色する。結局カレー屋しかやってないので孤独のグルメ状態に。しっかし相変わらず人気が無いなぁ。皆さん外ではあまり食べないんですかね。流行の料理男子とかならスーパーで食材を買って、ホテルのキッチンで料理するという芸当も可能なのかもしれないけど、こちとら料理センスは-200と言っても過言ではないので外食に頼らざるを得ない。大学の時にカレーを作って友達に振舞ったら“なんやこれ?こんな不味いカレー初めて食うたわ!”とブーイングの嵐だった。誰でも美味しく作れるはずのカレーですらその有様なスキル。バラエティ番組で料理下手なのを笑ったりする番組は笑うけど何か親近感が湧く。なのでこうやって外でカレーを買って食べるしかないのだけど、これも今日で最後!そう最後にしたい!

さてさて、明日の闘いに備えて早めに寝るとしますかね。という訳で相変わらず22時くらいには寝てしまう。

2014年8月19日

朝6時起床。昨日かって置いたバナナとマフィンを頬張りシャワーを浴びて、夜の便で帰国だからチェックアウトを済ませる。いざ出陣!そして恒例のiPhoneに入れてあるThe WhoのWon’t Get Fooled Again(もう騙されやしねぇ!)をオープニングに聴きながら駅へ歩いて向かう!

そして歩いて15分くらいでCisco社へ到着!今回も少し早く着いたけど、5分くらいでオフィスが空いたので中へ。受付の女性が“CCIE受験者は椅子に座って待っていてください。プロクタが10分程でやってきますので。お手洗いはあちらにあります、またキッチンにある飲み物は自由にお取りください。” との事でトイレに行って飲み物を取りに行く。

戻ってみると受験者らしき人が2名いる。どちらもアジア系だ。1人の人が話掛けて来た。“やぁ、何を受けに来たの?”と言うのでWirelessだよと伝えると、“僕はCollaborationだ、2回目だけどね。” 何でも地元の人らしいけど、上海から移住して来たそうだ。こっちはもう3回目だと伝えて、お互い頑張ろうと話をしていると、プロクタが登場!1回目と同じ人だ“Ok, Please show me your ID”との事でもう一人の受験者がパスポートを出すと、日本のパスポートだった。という訳で今回は、Collaboration 1名、SP 1名、Wireless 1名だ。R&Sは試験バージョンが変わったから相変わらず受験者が減ってるとの話だ。自分にはバージョンが変わったから様子を見るという感覚がない。受けないと自分がどの程度なのか?がまず分からないからなぁ。

受付から直ぐの所に思いっきりCCIEのロゴが貼ってあるガラス張りのドアがあって、その中に入ると休憩所になっている。ここでブリーフィング開始!そして試験席へ。

さて試験開始!復帰戦第3Rのゴングが鳴った!まずは構成図と問題文を確認して行く。今回も流石に難しい!本当にそんな事すんの?という問題もチラホラある。とは言え前回よりも更に理解するのは早くなっている。問題文を読み取りながら自分構成図を書いて行く。L2/L3、Autonomous、Unified、SSID、サーバ群と加えてSSIDの要件表を書き出す。大体20分使って終了!

そして設定開始!!L2/L3から入っていく。Application Serviceも問題はない。地獄のAutonomousも今回は大分鍛えただけあって、思った以上にあっさり終わった!本当にこれで題意を満たしているのかよく判断が出来ないので、プロクタに確認する。“ちょっと確認させてくれ。”と前回あまり書けなかったけど、このプロクタはきちんと都度確認をしてくれる。凄く良いプロクタ、そして回答に繋がりそうな所はキチンと教えないで守ってくれる。Good Proctor賞を授与したいくらいのサポート振り!

さて、Unifiedも事前に必要設定をノートパッドに纏めて、各WLCで確認をきちんとしながら進めていく。途中で1つのルートへ疎通が全く出来ない事に気が付いた!何で?これはおかしくないか?とバックボーンのルーティング問題であろうと思い、プロクタに確認。“分かった、このルータだからチェックしてくれ。”とルータにログインしてくれた、くれたんだけど、、、

これ、ターミナルサーバじゃねーか!

違う、違うんだよ!そうじゃないんだよ!ルーティングをしているルータの事を言ってるんだよ!と言って、“ああ、ゴメンゴメン!間違えたよ、ハハハ”と言って確認してもらうと、やっぱりルートが抜けていた。プロクタに設定をしてもらい、20分の延長時間をもらう事になったけど、

ま、俺もうそんなに時間いらないけど?

何て口が裂けても言えません!ありがたく頂戴しますとも!そして一部よく意味が分からない所もあったが、再度プロクタに確認して全てクリアな状況になった!すげー!前回を遥かに上回る素晴らしい出来だ!!全部が想定通りの動きと題意を捉えているかどうかも95%はクリアだ!そのままWCSへ。ここも難なくクリア!GUI劇遅いのはしょうがないので時間を他のセクションと上手く振り分けながら終了!残りのWLAN Servicesは今回も大分よい手応え!

という訳で3時間で見直し1週目まで完了!ザ・ゴールデンタイムだ!今回は勝利への確信が掴めた!勝った、計画通り!(たまたまです。) と相変わらず余裕こいて見直し2周目を終えたところで、“Ok guys, please start saving your configuration, we are going to lunch after 5 minute!” という訳でランチへ。

ラボ会場から大きな机がある部屋へ移動。ランチ中はCiscoのSDNへの取組についてと言う大分真面目な話題が終始だったけど、Collaboration受験者が“GUIが遅すぎる!”と文句を言い始めたので、便乗してACSの話をぶち上げた。プロクタも毎回文句言われるから、何とかして欲しいとこぼしていた。まさに、愚痴が愚痴を呼ぶという最悪な状況だ。まぁ、WirelessはまだメインのWLCはCLIでやれるけど、CollaborationはメインのCUCMが遅かったらどうしようもないもんなぁ。嫌だなぁ東京もそうなんだろうか?

さて、ランチタイムが終了して試験部屋に戻り午後の部開始!もう後は見直しを繰り返すのみ。その後も2,3問のケアレスミスを発見して修正する。20分の延長時間があるので他の受験者は先に引き上げていくけど、Collaborationの受験者は最後にまたクレームを言っていた。余程ひどい目にあったのだろうなぁ。明日は我が身かも知れない、、、しかし、こっちは良い試合だったぜ、結果にも内容にも納得が行ったのは久しぶりだ!と復帰第1戦第3R終了のゴング、 “Last 5 minute! Please start saving your configuration!” という訳で喜びのsave configを繰り返して終了。

そしてタイムアップ!もう既に勝利を確信しているし、プロクタにも帰り際には“Wirelessではもう会わないだろうね、お疲れ様。”と言われた。貴方のサポートも素晴らしかったですよ!と伝えて試験会場を後にする。

今回は20分の延長戦だったので、受験者とのティータイムも無くそのまま空港へ向かう。

空港へ着いてチェックインをして、まだボーディングまで時間があるので解析に勤しんでみる。やはり間違いは見当たらない!確実にPassだ!CCIEを5個持っている俺の試合感がそう言っているから間違いない!でもPassの文字を見るまでは安心できないのがCCIEであるのも確かだけど。

時間が近くなって来たので出国手続きを済ませて荷物検査へ。今回は侮辱される事なく普通にゲートへ向かう。メールをちょくちょく確認するけどまだ来ていない。またもやこの悶々とした感じで飛行機乗るのか。でも今回は手応えバッチリだからまだ気楽だ。そして機内でダラダラとFF Ⅲをやりながら帰国する。

2014年8月20日

成田空港に到着するけど、まだ合否メールが来ていない!結構時間かかってるなぁ。しょうがないからそのまま電車で自宅に帰る。やっぱり飛行機で寝れないと頭がフラフラだ。

そして帰宅して横になる。一眠りしようとすると、来た!合否メール!Webページにスマホからアクセスする。どうだい、俺は強くなったろう?前のラウンドとは一味違ったろう?俺の骨ならいくらでもくれてやる!だから俺にお前の魂をくれ!

“Pass”

デンプシーーーローーーール!(意味が全っ然、分からない。) 男の意地を見せたぜ!老いは恥ではない。そう思わせる闘いを見せられたな。(そこまで言うほど老いてないだろ。) 6年振りのこの解放感!もう止められない!この刺激無しじゃ俺はもう生きられない体なんだ!(誰か良い病院を紹介して上げてください。) でも海外遠征はしばらく終わりだ!アウェイで闘志を見せるのは並の事じゃなかったが、何とかやり遂げたぜ!(別に敵視されるわけでは無い。)

作本さん含めて各方面に合格したことを伝える。皆さん喜んでくれたし、お祝いなどしてくれた。やっぱりやって良かった!単純に皆が面白がってくれるのだから、そんな理由でも良いのかもしれないな。荻窪さんが喜んでくれないのが物足りないけど、次は日本初の7冠を賭けたタイトルマッチ!CCIE Data Center戦だ!まずは基礎からみっちりやるぜ!走り込みに行ってくらぁ!と考えながらだらしなく大の字で眠りについて、復帰初戦をなんとか勝利した!日本人初を賭けた第7戦はどんな闘いになるのだろうか?

第6部完

To be continued….