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CCIE 勉強方法 の比較

2015/8/10 (月) 0:33

以前にCCIE勉強方法は纏めて記載するのは時間が掛かるので書かない!と言ったのですが、

“他の方との比較形式なら簡単に書けるんじゃないの?”

というヒントを頂いたのとサービスも展開する事になりましたので書いて見ようかなと。

さて、比較対象ですが情報を公開されている以下のお二人との比較になります。

為久さん

作本さん

と言う訳でお二方と比較してどうか?という恐れ多い感じでやって見ます。

1.合格までの平均勉強時間

為久さん=9ヵ月間で900時間

作本さん=12ヵ月間で1,000時間

岡山 = 7ヵ月間で500時間

私は他の2人に比べて勉強時間がかなり少ないですね。加えて多めに勉強するのは始めの2カ月くらいですね。その期間はおそらく100~120時間/月で勉強していると思いますが、それ以降はドンドン勉強時間を減らして行きます。ラボ機材を触る時間もリモートラボだと限界があるので、集中出来る時に何にどうやって集中してやるか?を鍵にしているのでこうなるんでしょう。

2.平均ドキュメント量

為久さん=1,000以上

作本さん=100くらい

岡山   =40くらい

“為久の旦那、スッゲーーーーー!”と記事を見た時に衝撃を受けました!“うぇ?せ、せせせ、せん?”と思わず志村けんが入りました。(これは本当に。)
単純計算で私の20倍!いくら社内リソースがあると言っても凄いですね~。作本さんも言ってますが、1ページ資料とかが大半を占めていると思いたい!
BOSSの情熱恐るべし!

1つの受験でそんなに読んだこと無いですし、そもそもシスコ社外でどうやって1,000ものドキュメント集めるんだ?って話ですしね。
Voiceなんか当時は本もCCO情報もあまり無かったですし、Storage何てドキュメントや書籍と言えるものは本当に皆無に等しかったですからね。

トラック毎のおおよそのドキュメント量は

R&S(80), Voice(50), Security(40), SP(20), Storage(7), Wireless(50), DC(50), Collaboration(25)

と言う感じで全トラック合計しても500にも届かない!Web情報とか入れても+100前後でしょう。
もちろん1ドキュメントが1,000ページの洋書でそれを10冊読むとかはありますけどね。

3.使用ドキュメント

為久さん=CCO、社内資料、Cisco Press

作本さん=CCO、Workbook、Cisco Press

岡山  =CCO、Workbook、Cisco Press

これもシスコ社内と社外での違いがでますね。Workbookに頼りがちなのは独学だとしょうがない所かなと。
結局はConfiguration GuideとCommand Referenceがメインになります。これに載っていない事は出ないですからね。

4.受験スタイル

為久さん=2回目以降で合格を狙うのでラボ勉強開始から3,4ヶ月後に初回受験

作本さん=1回目で合格を狙うので1年ほど掛けて初回受験

岡山   =試験範囲の内容を勉強して論理、設定方法、確認方法を網羅したと判断したら初回受験

私は例え自腹の場合でも、

  • 単純に堪え性が無い
  • 追い込まれないとやらない
  • 独学で1発で合格出来るような技術的センスが無い
  • 100万近くするような高額トレーニング受講は独学で自腹だと厳しい
  • 殆どの場合は本番と同環境のラボを揃えることが出来ない

という理由があるのでスキルセットが揃ったなと何となくの感覚で判断したら、取りあえず受けてみて自分の実力をまずは計るしか方法がないのです。
本能型受験とでも言えばいいんですかね?まぁ、なので当然の如く初回は落ちます。

経験上ですが1発合格する方というのは、

  • 理数的センスがあり技術が好きで長期間ラボと向かい合っても苦にならずに勉強できる方
  • 社内に共有情報や勉強仲間が豊富にある環境の方
  • 会社からのサポートなどで長期トレーニングを受講できたりラボが使える方

というパターンが多いなと感じます。
ラボに関しては現在R&Sは完全バーチャルで可能ですからハードルが大分下がっているのではないでしょうか?

私も1発合格出来たら良いなとは思いますが、私は今までどれにも当てはまらないので結果こういうスタイルになります。
(因みにですが世界初のCCIE8冠であるNeil Mooreという人も1発合格はした事が無いそうです。)

それとたかが試験なので神経質にならない!という事も重要かなと思いますね。諦めてしまう人が多いのも事実ですし、そういう人も多く見ています。
特に中小規模のIT企業に所属されている人が多いのではないでしょうか?

  • なかなか会社が理解してサポートしてくれる訳でもない
  • 周りに教えてくれる人も仲間もいない
  • 外に常駐しているので完全孤軍奮闘状態
  • 現在/過去の業務が試験と一切関係無い

私もR&Sを始めた時はそう言う環境にいくつか当てはまりましたので勉強が重く感じてかなり大変でした。

また個人的にはCCIEは基本的に合格まで平均5回くらいの試験だと思ってますし、私がR&Sをやっていた10年前はまだ日本で取得者が600名くらいで情報封鎖も徹底されていたので、私から見てですが超優秀な方、例えシスコ社員であっても7回受けたと言うのが普通な試験でした。

ですので回数を気にするのではなくて、目的は最終的に“技術を自分の物に出来て合格すること!”とするのが重要だと思います。
良く周りからは、“何で落ちてもそんなに平気なんですか?”と言われますけど、

  • 特に技術力にこだわるようなエンジニアとしてのプライドが無い
  • まだ2、3回目だし普通でしょ?と言う感覚
  • 金銭的にもただ数十万の投資をしてリターンを狙っているだけ

という感覚があるので、精神的にもそこまで辛くない内に終わらせられているのかもしれませんね。あとは、“見栄もはれなくカッコもつけられなくなったら男はお終いだ”という単なる意地もありますが。

諦めないためにも、“CCIEが欲しい!”という短期的な話では無くて、

“技術力を高めてキャリアプランとビジネスに繋げる、その道具としてCCIEが欲しい!”

という長期的な視点で自分のキャリアの今後に活かせるかどうか?を見極めるのが重要ではないでしょうか。

それが必要とされない環境やキャリアを描くのであれば、趣味の領域を出ないのでそもそもやらない方が良いのでは?とも思います。
何せたかだかベンダー資格ですから、それこそ時間とお金の無駄です。
それに、“なんちゃってCCIE”なんて言葉もあるくらいですし、この狭い業界では噂はあっという間に広まりますからね。

ちょっと話がキャリアデザイン的にもなってしまいましたので戻します。

あと私は試験当日も入れ込み過ぎていては真の実力が出せないですから、極力リラックスして臨むようにしています。
CCIE Data Centerの3回目で同じ日に受験した人からは私が朝の集合に最後に来た事に対して、

“朝すっごい緊張してソワソワと開始を待っていたら、とっぽい兄ちゃんがフラフラとやって来て何の用だろう?と思ったらCCIE受験者だったんで驚きましたよ!”

と言われるくらいです。(それはそれでどうかと思うが。)

5.合格ジンクス

為久さん=成田空港である女性とチャットをする(海外受験時)

作本さん=試験終わったら、そのまま酒呑みに行って、酔っぱらって結果発表を見る

岡山 =特に無し

…つまらないですが私は特にありません!そりゃあ出来れば私だって女性とチャットしたいですよ!あ!そうか!試験前夜に女性と食事に行くとかを合格ジンクスにすれば!(落ちるジンクスになるだろ、それ。)

一時期はモーニングでバガボンドが連載中に受験すると合格出来る!と言うのがジンクスかな?と思ったこともあったんですが、それもSPであっさりと破られてしまいましたね。
仮にハンター少年の冒険漫画でそのジンクスになってたら受けるに受けれなくて困ったでしょうけど。

6.勉強時間捻出方法

為久さん=通勤時間、家族サービス中、定時後、休日、昼食を早めに終わらせて隙を見ては勉強をする

作本さん=通勤時間、多少の休日、業務の空いた時間

岡山 =家族サービス後、多少の休日、業務の空いた時間、勉強する科目の技術を業務と同じにする

私も作本さん同様ですが業務の時間を有効活用する事が多かったと思います。
知識量と経験が増えていくほど仕事を早く終わらせる事も立場を選ぶことも可能な場合もありますので、最大限そういう所を活用していましたね。

通勤時間は勉強では無く、1日の仕事の流れと必要事項を整理し、職場に着いたら早めに仕事を片付け、そして時間が余れば勉強時間に充てる!という流れが主ですね。
次のプロジェクトまで運よく期間が空いたという場合もありしましたし、集中する項目と集中する時間をきちんと管理するのが大事になりますね。

なので作本さん同様に私も普通にGWや年末は休む事が多かったですね。むしろ、そこで充電してその後の勉強に集中する!というパターンです。
家族持ちかどうか?でも大きく分かれるかもしれないですけど、私は初回のR&S当時には既に結婚していました。
ただR&Sの時は勉強始めて間もなくに5ヶ月間ほどは鬱病患者を2名も出すような、毎日深夜帰宅コースのプロジェクトに参加していたので流石に休日も半分は使ったと思います。

休日に関して加えて言えば、試験前の2週間ほどは休日のどちらかを使ってラボ演習をする時間をとります。
直前にどれくらいのスピードと確認方法が身についているのか?を確認するのは重要ですからね。

また、勉強している科目と実務が直結する事が多かった気がします。
CCIE Voiceは転職したと言うのもありますが他の科目も転職では無いですが、職務で必要だったり職務で経験済みだったというパターンが多くありしました。
そういう幅広い業務を幸か不幸かやって来たと言う運はあったかもしれませんね。

如何でしたでしょうか?同じ資格の勉強にもかかわらず勉強方法というのは人それぞれですね!
私からすると為久さんの手法は鬼神の如きですが、3者に共通している部分もあるので自分の勉強方法に取り入れたりするのもいいのではないでしょうか?

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